fc2ブログ

独白置場。

日記と言う名の呟き。

過去の尻拭い


ああ……記事内に広告が出るようになるだと……orz
結構長いことエキサイトに居座ってたけど、そろそろ移動のときですかねぇ。
うーん、今までいろんなとこでブログ書いてきたけど、書きやすいのはfc2かなぁ。なんか忍者はフォームにクセがある。ブラウザとの相性なのか知らんけど。でもfc2はID新しく作らなきゃいけないのか……厄介だな……
あーうー、しょうがないのかなぁ……なやむ……(´・ω・`)ここ、エクスポートできないんだよねぇ……

あら、なんか、拍手ありがとうございます……何もしてなくてすみません……!!
昨日は何故かTFHの終盤読み返したりしてました。あまりの地の文の少なさにびっくりしたりとか。っていうかもうその辺も書いてたの4年前だよ……。
こんなことをここで言うのも変ですが、ソースを見ると書いてた日付が見れます。少なくともTFHの後半ぐらいからは。うん、どうでもいいですね!

特に出せるものがなくてあのとてもアレなんで……ちょっと……随分前のものになってしまうんですが、TFH76話の没ネタを救済してみたので、下に突っ込んでおきますね!
書いたのほぼ3年前なんで、それはご了承くださいw
没ネタと言いながらこれ、もしかしたら76話の裏話として成り立つ……ような気もするんで、えぇ。成り立たない気もしますが。とりあえず、この真相は確か本編に入れ損ねたような気がするので。
なんせ76話なんで、ネタバレについてはお気をつけ下さい。先生ともう一人しか居ません。

っていうか、TFHは明かさなきゃいけないことが多すぎて、まとめに失敗した感が凄いあるんだよなぁ……うぅ。 -----------------------------------------------

 2階の窓から見える小さな庭の松の木から、小鳥が一羽、飛び立つのが見えた。

 ――そろそろ顔を出すべきだろうか。

 恐ろしいほど単調な日々が続いて、気付くと季節は3度巡った。そのうちに仮出所が決まり、つい2週間前に東京の実家へと戻ってきた。戻って最初にやったことが荒れた庭の整備と言うのがなんとも悲しかったが、おかげで暇潰しの手段が見つかったと思えば少しは救いになるだろうか。
 本来ならば帰ってきた次の日にでも笑って顔を出すべきだったのだろう。
 だが、できなかった。まだ――心が、決まっていなかった。自分でも理由ははっきりしない。ただ、当然のように笑って店に行くということ自体、自分自身許せなかったのかも知れない。――ならどうすればいいと言うのだ。行かなければ行かないで心配されるに決まっている。この家の場所など旧友以外は誰も知らないだろうし、連絡がないことがイコール死と判断される可能性も無くは無い。自分の立場からすればむしろその可能性が高いだろう。
 ――なら、答えはひとつ。
 三宮諒也はひとつため息を吐いて、パソコンの電源を落とすと、外出する準備を始めた。



「お、諒――お出かけか?」
 1階リビングに顔を出すと、律儀にエプロンをつけた父が家事に勤しんでいた。帰ってきて以来、諒也が手を出そうとすると何故か必死に制止されるので、家の中に関しては何も言わないことにしている。左手のことでも気にしているのだろうか。あるいは、荒れ放題だった庭に関してあまりにも強く怒ったので、せめて家の中ぐらいはとでも思っているのかも知れない。どちらにしても、手を出すと父のプライドに障りそうなので――しばらくは好意に甘えておくとしよう。
「あぁ――深海屋に、そろそろ挨拶しようかと」
「そうか、気をつけて。夕飯はどうする?」
「……多分戻るよ、よろしく頼む。――冷蔵庫にどら焼き入ってるから食っていいよ。むしろ味見よろしく」
 そう言うと、父は怪訝そうな顔をした。当然だ。
「あぁ。俺特製だぞ」
「手作り? ますます怪しいな。何でそんなもの辛党のお前が――」
「来週、砂乃の命日だからな。久し振りだからってとんでもない味じゃ申し訳ない」
 大した話ではない。単なる墓参りの、お供え物の和菓子の話をしているだけだ。だから、普通に笑って言ったはずだった。
 振り返ると――父の顔は、こちらが驚くほど……引きつっていた。
 もう事件から30年にもなる。犯人も動機もわかっている。何も疑問などない。まだ引きずっているとは思われたくない。彼女のことは単純に、純粋な思い出として大切にしておきたい。それだけのことだ。
 それなのに、父は何かに怯えているようであった。
「親父……?」
「あの子は……そうか、お前は知らないんだったな」
「……? 何の話だ」
 父はまだ何か知っているのか。自分は全てを理解しているつもりで、何一つ判って居なかったのか。
 鞄を持って、玄関の扉の前に居ると言うのに――……出るに、出られない。
「いや……知らない方が良いかも知れないな。行ってらっしゃい」
 父の苦笑。ムッとした。
「そんな中途半端に言われて行けるか。知ってるんなら全部話せ。もう遠慮することなんて無いだろ」
 言い切ると、父は少し目を伏せて――哀れむような顔をして、言った。
「――あの子もCECSだと知っているな?」
「四人目だろ」
「何故、認定されたかも?」
 訳が分からない。そんなものは知らなくても構わないはずだ。自分のことならともかく、他人のことなど関係ない。故人である砂乃のことなどもっと判らない。
「……まさかアレも誰か殺したのか?」
 認定の方法に関して、詳細は全く判らない。ただ――聖がこんな話し方をするからには、少なくともマイナス側の話であることには相違ない。誰かを殺して認定されたという話を聞いたことはないが、諒也が認定された理由は彼女が死んだからだという話だから――有り得ないことではないだろう。
 それに――誰かを殺めた身であったなら、彼女が笑いながら逝った事にも納得が行く。
 父は、少し躊躇いつつも、静かに唇を動かした。
「……。夢見月、桂華」
「……えーと」
 聞いたことがあるような、ないような。少なくとも、夢見月姓であるということは――。
「Y殺しの最初の被害者だ」
「! ……つまり……」
「詳細は省くが――そういうことだ」
 ああ、やはり聞かなければ良かったな、ともう一人の自分が呟く。そんな言葉を認めてはならない。認めれば父に笑われるだけではないか。
 Y殺しの最初の事件。諒也はまだ小学生の頃だ。つまり、同い年の砂乃も小学生で――。
「お前は知らないだろうが、彼女も元はStillの構成員でな――……その事実を知った菅沢架が彼女の肩代わりをして、その後のY殺しの事件と合わせて犯人像を有耶無耶にすることで彼女を守ろうとしてくれた。何でも彼は彼女のことを娘のように可愛がっていたそうだからな」
「ちょ……ちょっと待て」
「何だ? 話せと言ったのはお前の方――」
「そうじゃない。何で親父がそんなことまで知ってるんだ? 肩代わりしたなら真犯人が誰だったかなんて、他人の親父が知ってるわけが」
「……その真犯人と息子を結婚させようって言うんだ。知らないじゃ済まされないよ。それに――我々がやっていたことを考えれば、樹がStillに居ても何らおかしくないだろう?」
 厭な気分である。確かに自分も昔、恐ろしいことに手を染めていたが――父までもがそうだったと言うのか。
 父がCECSでも仕方ないとは思っていた。それは自ら望んで得る称号ではない。だから、仕方ないと思っていた。
 だがその手の組織に所属することは、違う。諒也や砂乃と異なり、樹は既に成人しているし社会人でもあったはずだ。まして、『岩杉聖樹』は――。急に背筋が寒くなった。
「親父はそこで、何をしてたんだ? 人殺しか? それとも――」
「あ、……いやいや、誤解するなよ。あいつはそういう奴じゃないんだ。CE制度に対して反感を持つ者の一人として、つまり……アドバイザーみたいな役割だと言っていたかな。決してそういうことをしていた訳じゃない」
 諒也が血相を変えて迫ったからか、聖は慌てたように言葉を連ねた。
「……ならいいんだが」
 諒也を安心させるための嘘かも知れないが、これ以上問いただしても変わらないだろう。
 ――もう一度、冷静になって考えてみる。
「待てよ。ってことは……親は知ってて通報しなかったんだな」
 何故彼女がそんな凶行に走る結果になったのかは判らない。だが、どんな理由があるにせよ、殺人は決して許されないことのはずだ。まして小学生のやったことであれば、教育的立場にある親がそれを隠蔽するなど――言語道断ではないのか。
 諒也の呟きを聞いて、父は小さく嘆息してから答えた。
「諒……察してあげなさい。相手は夢見月なんだ。今ならともかく、あの頃は死神のように言われていた。お前だって嫌っていたじゃないか」
 話に違和感。
 つまりそれは、彼女が犯人であることを明かせば、彼女に身の危険が迫ると周囲が判断したと、そういうことだと言っているのか。
 ならば、自分は。
「……なぁ、まさかと思うが――……やっぱり俺は……自分の役目すら果たせなかったんじゃないだろうな……」
 父が目を見開いた。
「俺だって馬鹿じゃないつもりだ。夢見月を殺した娘を誰かと結婚させるなら、その目的は――護身、しかないだろう。ここには親父っていうもうひとりのCECSもいた」
「……知らない方が良かっただろう?」
 父の苦笑。
 こちらはため息だ。
「……変わらなかったよ。思い込みが、事実に変わっただけだ」
 最低の転換。
 やはり、自分のせいだったと言うのか。何でも自責の念にとらわれるのは良くないと様々な人に散々言われて、努力して考えすぎないようにしているのにこの仕打ちか。
「諒――」
「何だよ」
 父が少し怯えたような顔をする。つい、ぶっきらぼうに答えてしまったせいだろう。
「……嫌じゃ、無いのか。半ばそのために、人殺しの手伝いをさせられて、おまけに人生も滅茶苦茶にするような――」
「俺が嫌がってると思うんならやめさせろよ。防御特化ってのは確かに不思議ではあったけどな」
「……やっぱり、」
「そういう問題じゃない。じゃあ親父は――最初から無かったことにすればよかったとでも言うのか? 俺も随分軽く見られたもんだ」
「! りょ……諒也。怒らせたなら謝る。だから――……、」
 何故か、身体が硬直した。名を略さずに呼ばれるときは、父が何か良くないことを言おうとしているとき。――そんな幼少期の条件反射が、まだ生きていたことに驚く。
「怒ってない。ただ――……また、『くだらない自己嫌悪』に陥ってるだけ、だ。行ってくるよ」
「え? あ、おい……」
 これ以上話を続けたくない。そんな風に考える自分が子どものようで嫌だったが、本来出掛けるつもりだったのだから責められるいわれも無いはずだ。

――……やはり……のうのうと生きているべきではないのか……?

 背後のドアの向こうに父の声を聞きながら、諒也はひとつ、ため息を吐いた。

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そんな2026年。おっさんとじいさんしか居なくてすみません。
これと、ビル爆破事件の背景だけ入れてなかった気がする……(´・ω・`)
あとこのパートの前にふゆっきーたちのパートもあるんですけど、中途半端に止まってるので今回はパス……出来たら出したかったけど、ここだけでもブログに入れると結構長いし。

背景については色々考えてたんですけど、どこまで織り込むかで悩んで、結局最低限しか入れられなかった気がするんですよね。ぶっちゃけ最終話は色んなバージョン書きすぎて、どこまで入れたかすら記憶が飛んでいるw

ああ、出来ることなら全部書き直したい。無理だけど。

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